弥勒寺の本尊=弥勒菩薩(みろくぼさつ)
今から約2500年前に、お釈迦様がその教えをとかれて仏教となって世界中にひろまったことは、ご存知のとおりです。 お釈迦様が亡くなられてから56億7000万年たった後、人々を救いにこの世におりて来られるといわれているのが、この弥勒さまです。
弥勒さまは、「与楽(よらく)=楽を与える仏様」として信仰されております。
また、真言宗の開祖である弘法大師空海が、西暦835年に、未来永劫にわたって人々を救うことを誓願し続けてこの世を去られた後は、この弥勒さまと同じところにおられるといわれております。
弥勒さまを拝みますときは、
「おん まいたれいや そわか」
というご真言をおとなえいたします。
当弥勒寺の弥勒菩薩さまは木像で鎌倉時代のものといわれております。
弥勒寺のお大師様=日限大師(ひぎりたいし)
仏様にお願いする際、おまいりする日をきめたり、期間を定めたりする習慣があります。 「日限」(ひぎり)とよび、弘法大師さまもそのようにおまいりされることがあります。
当弥勒寺のお大師さまはそのために祀られているために日限大師と称されております。
お大師さまの尊像は旅装束でお立ちになったお姿をされております。
|